![なごみ整形外科リウマチクリニック](https://nagomi-seikei-riumachi.com/wp/wp-content/themes/nagomi/assets/images/logo.png)
大阪府茨木市総持寺1丁目3-2
総持寺クリニックビル3階
![診療時間](https://nagomi-seikei-riumachi.com/wp/wp-content/themes/nagomi/assets/images/common/schedule.png)
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 |
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9:00~12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | 13:00 まで |
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16:00~19:00 | ● | ● | ● | ● |
※休診日:水曜日午後、土曜日午後、日・祝
※電話受付:8:45~12:00 / 15:45~19:00 / 土曜日のみ 8:45~13:00
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目次
ペインクリニックとは原因となる根本的な治療ではなく痛みを緩和させるための診療科です。
痛みが長引くと眠れなかったり、食欲が低下したり、精神的に落ち込んだりして日常生活の質が低下します。
痛みは、身体に生じた異常事態を知らせるシグナルとして大切な役割を持っています。
整形外科領域では手術や治療で上手くいっても痛みやしびれなど残存することが少なからずあります。そういう場合でもいったん痛みのシグナルを遮断することによって劇的に痛みが改善することがあります。
一般的なペインクリニックでは、痛みの原因となっている神経の伝達を局所麻酔薬の注射で一時的に断ち切る神経ブロック療法が主となりますが、当院では整形外科、痛みの治療、理学療法士と作業療法士によるリハビリテーション、器具を用いた物理療法を組み合わせた治療を提供します。
以下の方法を診察後、お身体の様子に合わせてご提案いたします。
慢性疼痛治療はしばしば難治性ですが、薬物療法が第一選択となるケースが多いです。
消炎鎮痛剤(ロキソニンなど)や末梢血管を広げ神経の血流を増やし症状を和らげる薬(リマプロストなど)、中枢神経に作用し過剰に興奮している神経を鎮める薬(プレガバリン、オピオイドなど)など、原因や症状に合わせて薬剤を組み合わせて使うことによって難治性の疼痛でも改善が期待されます。
それぞれの薬剤と特性、副作用を考慮しながら、最適な薬剤選択を提案させていただきます。
薬剤名 | 代表薬剤名 | 効果 | 特に注意すべき副作用 |
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アセトアミノフェン | カロナール アセトアミノフェン | 即効性のある解熱鎮痛効果 | 肝機能障害 |
非ステロイド性消炎鎮痛剤 (ロキソニンなど) | ロキソニン セレコックスなど | 即効性のある解熱鎮痛効果 | 胃腸障害 腎機能障害 浮腫 心血管障害 |
末梢血管改善薬 (PGE阻害薬) | オパルモンなど | 脊柱管狭窄症に対する鎮痛効果 | 出血傾向 |
オピオイド | トラムセット トラマールなど | 慢性腰痛 | 吐き気 眠気 めまい 便秘 |
セロトニン・ ノルアドレナリン 再取り込み阻害薬 | サインバルタ | 慢性疼痛 | 悪心 眠気 口渇 倦怠感 |
抗てんかん薬 | リリカ タリージェ | しびれに伴う疼痛 | 眠気 めまい 体重増加 |
その他 | ノイロトロピン | 鎮痛効果 | 皮疹など、少ない |
リハビリテーションは、慢性的な痛みに対して、ストレッチ効果、マッサージ効果による鎮痛効果が期待できます。
当院では、痛み・しびれの改善を目標としたリハビリテーションを行っています。
リハビリテーションは「神経ブロック」や「薬の治療」を併用することで、治療効果が増強します。
痛みに対する有効性が高い、最新式のリハビリ機器を用いて痛みの治療を行います。
椅子に座ったまま機械の力で牽引します。
椅子に座ったまま機械の力で牽引します。頸椎の軽度の変形を矯正し、神経の圧迫の除圧、軟部組織の血流改善により疼痛を和らげます。
椅子に座ったまま機械の力で牽引します。
腰椎の軽度の変形を矯正し、神経の圧迫の除圧、軟部組織の血流改善により疼痛を和らげます。
少ない電気で筋肉や組織の血流を増やし、痛みを緩和します。
疼痛改善、体幹機能を向上、日常生活での動作改善、スポーツでのパフォーマンス向上などの効果が期待できます。
当院は上記のように痛みに対する有効性が高い、最新式のリハビリ機器を用いて痛みの治療を行います。
痛みや神経刺激の亢進といった異常のある患部に直接針を挿入し、薬剤を注入する治療法です。
首にある交感神経の集まった部位に局所麻酔薬を注入します。
交感神経の緊張を抑えることにより痛みの改善、全身の血行が改善し、抗炎症効果により痛みが軽減します。
背部痛・腰痛だけでなく、脊柱管狭窄症による下肢の痛み・しびれがある人に有効な方法です。
主に腰の方から入れる腰部硬膜外ブロックがあります。
長い針を神経の通っている骨の穴の手前にある硬膜外腔まで刺入し、局所麻酔薬やステロイド薬を注入する方法です。
この注射をした後は、稀に下肢に力が入らなくなる場合がありますので、注射後30分程度は休んでご帰宅頂きます。
鎖骨の少し上に針で首・肩・腕につながる神経の束が集まっている部位の周囲に刺入し局所麻酔薬を注入する治療です。
正確に行うためにエコーガイド下で刺入するため、神経には直接あてず、痛みが少なく患者さんの負担を軽減します。
筋膜が萎縮・癒着している箇所を超音波エコーで見つけ、その部位に生理食塩水(と少量の局所麻酔薬)を注射することで、癒着した筋膜を剥がしたり、引き離したりすることで、スムーズな筋膜の動きが可能となり、鎮痛効果が得られる治療です。
痛みのある箇所をピンポイントかつ低侵襲に治療できます。著効する場合は即効性があるため投薬よりも効果発現が早く、早期に結果を求める方におすすめです。
筋膜性疼痛症候群(MPS)は、レントゲンやMRI、血液検査などでは診断困難なため治療に難渋することがあります。
当院が使用する超音波エコーは、簡便で高解像度のため、筋膜が重なり合っている箇所を的確に見ることができ、適切な箇所に注射し治療を行うことができます。
なるべく保存療法で改善を目指しますが、稀に薬物療法や神経ブロックなどの治療だけでは十分な効果が期待できず、手術療法が必要なケースがあります。
手術が必要な場合は連携病院を中心として、その方に最適な専門施設をご紹介いたします。
まずは通常の診察をお受けいただきます。患者さんの症状や既往歴などを詳しくお伺いします。
抗凝固薬を使用中の患者さんは出血しやすくなる場合があるため、申し出てください。
診察し、原因の精査から行います。正確な神経学的所見を取ることが重要です。
必要な患者さんにはエコー検査やレントゲン、MRIで鑑別診断を行ない、神経ブロックを行う部位に異常(障害物)がないか確認します。
手術が必要な場合は、提携先の病院やお近くのご指定の病院に連絡させていただきます。
必要に応じて薬物療法、リハビリ、ブロック注射を行います。
体操指導なども行っています。
痛ければいつでも大丈夫です。我慢の必要はありませんのでお気軽にご相談ください。
注射のため、少し痛みがあります。
また注射する部位によっては、出来るだけ痛みを少なくするため、針を刺す前に局所麻酔を行います。
一般的な神経ブロック注射では「神経近く」に痛み止めを注入するため、注射の最中に痛みを感じることはありません。時に神経の分枝などに針が当たると痛みを生じる可能性があります。
腰椎椎間板ヘルニア等に対する「神経根ブロック注射」では、神経そのものに針を刺入するため、瞬間的にぴりっとする痛みを感じることはありますが、その後すぐに痛み止め処置を行ないますので、直ちに痛みの軽減を得られます。
疾患や病態や範囲などで異なります。
1回で治る場合もありますが、4~5回を目安に、慢性的なものはそれ以上かかることもあります。
神経ブロックというのは、単に痛み止めで痛みを一時的にごまかしているのではなく、
などさまざまな作用があるので、必ずしも効果は一時的でなく、さらに繰り返し行うことで、より症状の改善が期待できます。
一方で全く効果が得られない場合もありますので、その場合は治療方針の変更が必要になります。
基本的には週に1回程度の頻度で行ないますが、程度に応じて頻度は変わります。
注射は無害ではありません。十分に軽快していて必要ないと判断すれば中止となることもあります。
保険診療で認められたものに関しては健康保険をご使用になれます。
ペインクリニックはあくまで対症療法であり、痛みを取り除くことで、痛みの原因となっているすべての病気が根本的に治るわけではありません。病気によっては他科の治療も必要と判断した際には専門病院を紹介いたします。
ペインクリニックと原因疾患治療を併用することによって疾患の回復は早まる可能性があります。
主に肩こり、頚部痛、肩痛、腰痛、肘関節痛、膝関節痛などです。筋肉や骨格の痛みには幅広く効果があります。
ハイドロリリースが特に有効な場合は、筋膜にトリガーポイントがあることが原因のものです。
数回の注射でも効果がない場合は、痛みの原因がトリガーポイント以外にあることが考えられますので、他に原因を考える必要があります。
基本的には保険適用で治療を行うことができますのでご安心ください。
当院の神経ブロックは四肢運動器の疼痛に対してのみ行っています。
残念ながら美容目的の注射やボトックスなど顔面の注射は当院では行なっておりません。