ORTHOSIS 装具外来
目次
装具外来とは
主に何らかの外傷後の回復を促進させ、より健康で快適に過ごすために、先的な装具を提案します。
装具はコルセット、サポーター、足底板(インソール)などが対象になります。
このような症状の方へご案内しています。
- 変形性脊椎症、腰椎圧迫骨折 … 頚椎コルセット(カラー)、軟性・硬性 コルセット
- 変形性膝関節症 … 軟性・硬性装具(サポーター)、足底板
- 外反母趾、偏平足 … 足底板、トースプレッター
- テニス肘(上腕骨外上顆骨折) … 軟性装具(サポーター)
- CM関節変形性関節症、ドッケルバン病 … 軟性装具(サポーター
※装具外来は事前に診察と予約が必要になりますので、まずは診察にてご相談下さい。
装具外来の流れ
1)医師の診察
問診、触診、X線検査などで診断、装具の適用を判断
2)装具外来を予約
義肢装具士による採型、採寸
(火曜日:17:00~19:00)
3)装具の作製
4)装具のお渡し、微調整
採寸・採型から1週間後にもう一度ご来院いただき、完成した装具を装着していただきます。そして痛みや装着感などを確認しながら、必要に応じて微調整いたします。
5)チェック
装具装着後、医師によるチェックを受けます。
装具購入費用について
費用は装具製造業社に一旦全額お支払いしていただきます。
お支払い後、ご加入の健康保険への申請により、規定の割合で返金されます。
医師の指示により、治療上必要があるとして治療用装具を購入した場合には、各種健康保険窓口へ申請することで多くの装具は一部負担金を除いた額が療養費として支給されます(一部保険診療の対象とならないものもございます)。
FAQよくあるご質問
Q.装具を作る場合、診察が必要ですか?
健康保険でインソールを作るのであれば、診察で医師の診断により、適応があると認められれば装具作製の指示を出すことが必要です。インソールが完成したら、医師がインソールの適合を確認して装着証明書を発行します。
作製後インソールをしばらく(約1ヵ月)履いた後にも診察を行い、必要に応じてインソールの修正を行います。
Q.装具杖などの相談はできますか?
専門の装具業者などを通して杖の購入、下肢装具足底板などの装具の作成も行っております。
お気軽にご相談ください。
Q.現在、装具を使用しています。壊れたり、足に合わなくなったりした場合には診ていただけますか?
対応可能です。お問い合わせの上、受診をしてください。
Q.インソールはどんな靴にも対応できますか?
インソールを取り外せる靴であれば、ほとんどの靴にインソールを入れ替えることはできます。
Q.インソールで膝痛を治せますか?
膝のO脚やX脚といった変形からくる膝の痛みには、インソールで膝痛を緩和することができる可能性があります。適応については医師とよく相談の上考慮してください。
Q.インソールをもう1足作れますか?
インソールを追加で欲しい場合は、自費で作ることができます。
治療が目的となる健康保険では作製は1足のみとなります。
Q.腰の簡易コルセットが欲しいのですが?
処方可能です。
Q.コルセットはずっと使っていてもいいですか?
コルセットは腰痛の強い時は効果的ですが、長期間使っていると腹筋・背筋の筋力低下につながる可能性があります。予防的な使用はお勧めしません。